こんにちは!
ゲーマーのハルマキです。
今回は、Tropico6(以下、トロピコ6と表記)をプレイした評価・レビューを書いていきます。
私はシミュレーションゲームが好きで、まちづくり系で言うと
・Cities:
Skylines
・The SIM
・カイロソフト
などを遊んだことがあります。
トロピコ6はこれら街づくり系のシミュレーションと比べると、国家運営色が濃くなっています。
その分やりがいや奥深さがあり、一時期かなりハマってやりこんでいました。
この記事では、やりこむ中で感じた「トロピコ6の良いところと悪いところ」をご紹介していきます!
- ただの街づくりじゃない!政治に経済に、やること盛りだくさん!
- 思わずマネしたくなるくらい、登場キャラクターが個性的!
- ミッション、時代ごとに戦略が異なるので、飽きにくい!
- グラフィックがリアルで綺麗!まるで本当に”そこにある”かのよう
- やることが多すぎる!感覚を掴むまでが長いけど、諦めないで…。
- 理不尽なミッション・クエストにイラつく!
トロピコ6とは?
トロピコ6は、2019年9月27日に発売されたシミュレーションゲームです。
PC(Steam)、PS4、Xbox
One、Nintendo Switchで遊べます。
トロピコシリーズの第6作目ですね。
プレイヤーは、国を治める独裁者「プレジデンテ」として「トロピコ」という国を運営します。
健全な国家なら、財政を黒字化するためには貿易を頑張りますし、選挙で勝つために国民の満足度を上げる等の施策を打ちますが、トロピコでは他にも方法があるんです。
海賊に宝探しをしてもらう・核実験をする等の方法で一気に大金を得たり。
イメージキャンペーンをする・得票数の不正操作をする等の方法で支持率をアップしたかのように工作したり(!?)。
どの場面でどんな行動をするかはプレイヤー次第。
トロピコ6はいろんな要素が絡まっていて、やりこみ要素が多く奥が深いゲームです。
集中していると数時間が経っていることもしばしば。
時間が一瞬で溶けます(笑)
トロピコ6の良いところ4選
それでは、トロピコ6の良いところを4つご紹介していきます。
ただの街づくりじゃない!政治に経済に、やること盛りだくさん!
上述のとおり、トロピコ6はまちづくりよりも国家運営がしっくりくるゲームです。
政治、経済、外交など、やることが盛りだくさんで、街づくりはそれらをクリアするための過程であるに過ぎないからです。
とは言われてもよくわからないですよね(笑)
簡単にまとめてみました↓↓
政治面
10年に1度行われる選挙で勝つために国民の満足度を向上させて支持率を上げる必要があります。
そのため、低い満足度の項目を満たすような施設を建設したり、建設されている場合は予算をあげたりします。
例
医療の満足度が低いなら、診療所や病院を。
→医療の満足度が低いと、十分な医療が受けられず国民が死亡するリスクがあります
信仰の満足度が低いなら、教会や大聖堂を。
→信仰の満足度が低いと、国民の出生率が低下し少子化が加速します。
選挙期間外でも、満足度が低いとデモが発生したり、国民がゲリラになって国の施設に火をつけたりするため、満足度は高く保たねばなりません。
経済面
農業等の第一次産業で得られるものをそのまま輸出していても、輸出額が低く大きな収益にはならないため、加工して輸出額を上げます。
そのために、加工施設を建設したり、加工施設の予算を上げて効率を良くしたりします。
その際、もし働き手が足りていないなら、移民局を建てて国民を増やします。
また、物流スピードが足りていないなら、トラック運転手事務所を増設します。
これらがうまくかみ合うことで、効率よく外国へ輸出され、結果経済が潤います。
経済が潤うと、新たな産業施設を建ててさらなる利益をあげられるようになります。
…と、政治と経済だけでも、これだけの項目に配慮せねばなりません。
はじめからすべてをやろうとするのは無謀ですから、トライ&エラーを繰り返して慣れてくれば、どのタイミングで何をすればいいのかが分かってきますよ。
思わずマネしたくなるくらい、登場キャラクターが個性的!
トロピコ6には、プレイヤーである「プレジデンテ」を中心に、腹心のペヌルティーモ、外国勢力のトップ、派閥のトップなど、様々なキャラクターが登場します。
彼らはとても個性があります。
見た目はその個性にぴったり合いますし、印象的なボイスもついています。
はまり役の声優さんを起用したな~と感心します。
ゲーム中はペヌルティーモがかなり話しかけてきます。
話しかけられすぎて、夫はペヌルティーモのセリフの真似ができるようになりました(笑)
ゲームをプレイしていないのに。
ミッション、時代ごとに戦略が異なるので、飽きにくい!
トロピコ6には、3つのモードがあります。・チュートリアル
・サンドボックス
・ミッション
私はミッションをひたすらにやるタイプでした。
ミッションは、さまざまな縛りがある計15のステージをクリアするモードです。
住居が一切建てられなかったり、AIが布告を勝手に発令したり…という縛りの中で、提示されたクエストをこなしてミッションをクリアすることが目的です。
3つのモードの中では、国家運営色がとくに濃いモードですね。
また、植民地時代~世界大戦時代~冷戦時代~現代の4つの時代があり、時代によって戦略を変え、最適化せねばなりません。
最適化しないと、すぐ破産・支持率急落するんですよね…。
1つのミッションをクリアするのに、平均して約4時間はかかります。
それだけ費やしてもクリアできないことも。
でも、何度もトライ&エラーした結果クリアできたときの嬉しさはひとしおですよ。
グラフィックがリアルで綺麗!まるで本当に”そこにある”かのよう
前作と比べて、トロピコ6のグラフィックはかなり向上しています。
町並みは精巧なジオラマのようですし、行き交う人にはそれぞれ個性(支持派閥、住む場所、満足度等)があり、まるで本当に”そこにある”かのように感じるほど。
ジオラマを見るのが好きな人は、延々と見ていられますよ!
トロピコ6の悪いところ2選
良いところがある反面、悪いところもあるもの。
ということで、私が感じたトロピコ6の悪いところもお伝えしていきますね。
やることが多すぎる!感覚を掴むまでが長いけど、諦めないで…。
トロピコ6の良いところとして「ただの街づくりじゃない!政治に経済に、やること盛りだくさん!」を取り上げましたが、これはつまるところ「やることが多すぎる」とも言えます。
難しいゲームであるがゆえに、慣れて楽しいと思うまでが少し長い道のりとなります。
ただ、感覚がつかめて、自分で試行錯誤できるくらいまでになってくれば、トロピコ6の魅力がわかってくるはず。
実際、私は最初にプレイした際、難しすぎてクリアできずいじけてしまい、その後しばらく放置しました。
その後しばらく時間をおいた後にもう一度プレイしたら、最初は見えなかった部分が見えるようになり、そこから一気にミッションクリアまで突っ走りました。
意外と簡単にクリアできることもありますから、諦めないでください!
理不尽なミッション・クエストにイラつく!
ミッションには、さまざまな縛りが設けられています。
「住居は建てられません」等、最初から縛りの内容がわかっているなら良いのですが、
「AIが自動で布告します」等、ゲーム中に突如として追加される縛りは、イラつくものがあります。
財政黒字、国民の満足度がかなり高い状態でうまく運営できていたのに、いつのまにかゲリラが大量発生し、宮殿が落とされてしまった…ふたを開けてみたら、AIが政党の支持率や満足度を下げる布告をバンバンしていた…ということもありました。
やりごたえがあるのです。
こまめにセーブを取ることで、この悲劇を回避することもできますよ。
まとめ
以上、トロピコ6の評価・レビュー記事でした。
良いところを4つ、悪いところを2つあげましたが、いかがでしたか?
この記事がどなたかのお役に立てていれば幸いです。